« やっぱりそんな車いるのね。 | トップページ | 2ドアクーペの復権、 »

2006年8月 3日 (木)

セダンの復権はあるか?

昔(という程の昔ではないが)、車のスタンダードは4ドアセダンだった。
現在、車のスタンダードはミニバンになっている。

かつては、定員が5人ぐらいで十分だったが、最近では不足らしい。
(尤も、モータリゼーション黎明期には、5ナンバー枠2列で6人の定員を確保していたが、)
普段の実用上は、不足であること、不足である家族、不足である使い方はそうあるものではない。
が、たまにレジャーに行くときに必要とか、たまに祖父・祖母を一緒に乗せるのに必要とか、どうもそういうことらしい。
(らしい、と言うのは、私自身はミニバンの必要性が理解できないので。)

ミニバンを正面から否定する人の理屈として、
「たまにしか多人数を乗せないのなら、その時だけレンタカーを借りればいい」
と言われることが多いが、これはミニバン乗りからの賛同を得られまい。
ミニバンを買う人は、そのたまの機会にでも多人数を乗せたいから買うのである。(と思う)

今も昔も、ミニバンやセダンを変える人は、ただ走るだけの最低限の車などまず買わない。
かつてセダンが売れたのも、ただ走るだけではない快適さがあり、そういう車で出かけるのが楽しみだったからだ。
ミニバンの多人数乗れるという付加価値は、多くの人が求めているのだ。実際に乗せる機会が少なかったとしても。。

尤も、定員数の問題ではなく、広く快適な空間の為にミニバンを買う人も多いだろう。
2000cc以上の車が欲しい人の中には、あまりいないようだけど。。

で、タイトルのようにセダンの復権はあるのか?
現状からは相当に難しいだろう。
特に、家族の車としてはもはや復権できまい。

自分としては、今以上に走りに振っても良いと思う。
と言っても、ランエボや初代シーマのようにターボパワーで絶対的なスピードを与えるのではない。
走る・曲がる・止まる、を煮詰めていくことだ。
ミニバンに対してのアドバンテージは、走りの質を損なわない点、あるいは走りと乗り心地を高いレベルでバランスできる点にある。

まー、一般の消費者はそれほど走りを評価しないだろうが、それでもそこそこ売れるぐらいの魅力を持つのではないだろうか。
輸入車については、それほどミニバンを導入していない。
多くはセダンやハッチバックだが、その魅力は欧州の高速走行で鍛えられた走りにある。そのことからも、ある程度以上のシェアを取ることはできなくなるが、一定のシェアを得て生き残ることができると言える。

とは言え、未だにカローラが売上1位でいられるうちは(ワゴンやスパシオも入れて、だけど)、メーカーとしては走りに振れないと思われる。
ずっとカローラ一筋のお得意様や、クラウン党のお金持ちたちを裏切ることはできるまい。
その甘い汁にしがみついているのは危険だと思うのだが、商売できるうちはやっておこうという腹なのだろう。

トヨタ車との競争に負けたことで、世代交代していった国内各社の新しいセダンも、海外ではともかく国内では振るわないようである。
はやりセダン復権はなく、ミニバン天下が磐石のものになっていくのだろうか。

|

« やっぱりそんな車いるのね。 | トップページ | 2ドアクーペの復権、 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

「車」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/106879/11240651

この記事へのトラックバック一覧です: セダンの復権はあるか?:

« やっぱりそんな車いるのね。 | トップページ | 2ドアクーペの復権、 »