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2006年12月 8日 (金)

いじめ問題…誰かに相談しろと言われても、

「いじめ」3割が経験 内閣府の保護者調査
http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/061130/wdi061130029.htm

教員、学校、教育委員会に相談したいじめ被害者の保護者のうち9.3%は「いずれも対応してくれなかった」と回答し、一部の現場で誠実な対応がとられていない現状が浮かび上がった。

対応した場合でも、トンチンカンな対応・全くわかっていない対応をし、火に油を注いでいるケースも多い。

これを見ると、日本人の実に7割がいじめで被害を受けた経験がない。
その人たちはいじめで加害者の側にいたか、いじめ行為を横目に冷笑していたか、等である。

そして、そのような人たちが教師になったり親になったりする訳だ。
いじめの本質がわかっている人は、安易には教師になったり子供を生んだりできない。
親教師でいじめの苦しみがわからない人は、7割をもっと超えるという訳だ。

経験のある3割にしても、ただ経験したというだけの人も含まれている。

私の経験の範囲で言えば、本当にいじめで苦しめられた人は、まわりの2割弱である。
自殺を考えてもおかしくない人も、推定だが何人かはいた。が、本当にそこまで苦しめられているのは、1割りもおるまい。

その中で、いじめを克服できた人はもっと限られてくる。
いつのまにか、いじめが減ってなくなっていたと人の方が多いのではなかろうか。
そして、その時の苦しみ・傷がのちのちまで根深く残っていて苦しみ続けている人だっている。

つまり、いじめについての相談は誰にでもできるものではないということだ。

親や担任なんて当てになりはしない。
なんせ、大人になった人の7割強はいじめのことなんかわかりゃしないのだから。

大人・教師の質が悪いということではない。
(いじめの痛みをちゃんと知っている者からすれば、確かに質が悪いが、大人や教師の批判をする多くの人たちも似たもの同士だ。)
日本社会の構造的なものなのだ。
そこをしっかり把握してカウンセラーを揃えていく等しないと、「教師の質を上げろ」みたいな方向に行くと必ず行き詰ることになる。

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