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2011年7月30日 (土)

放射線、、武田先生の記事

生活と原子力02   1ミリ、100ミリ、「直ちに」の差は?
(平成23年4月2日 午前9時 執筆) 武田邦彦

「人間はがんで死亡するのが、人口の約半分なので100人に50人はガンで死ぬ。だから放射線に被曝して100人に1人だけガンが増えたからといって問題ではない」というのが先生の趣旨です。

これに対して、わたくしは次のような例を考えます。

1) 「どうせ人間は100人に100人が死ぬのだから、交通事故で死んでも問題はない。それに、交通事故の死者数はわずか10万人に5人だから、交通事故対策等はやらなくてよい」

このロジックにはとても同意できない。

事故の運動エネルギーは被害者、被害器物に集中してぶつけられるものだ。
大気を伝って広く伝播するものではない。

もっと言葉を尽くして説明するなら、被曝で100人に1人死ぬという話をしたとき、100人が皆同量の放射線を受けて被曝している。
しかし、交通事故で10万人に5人死ぬという話をすれば、死ぬような事故に遭ったのは10万人中5人だけだ。
10万人が10万人、同じ事故の衝撃を受けて5人だけ死んだという話ではない。

普段の武田先生の意見には、同意できるものも少なくない。
リンクしたサイトも、興味ある話は多い。

それだけに、今回引用した、恣意的としか思えないような、おかしなロジックを使ったことは残念でならない。

ちなみに、あまり関係ない話だが、、
交通事故対策は必要だが、今行われている対策は不要であり、直ちに辞めるべきだとさえ思っている。
当ブログの警察問題タグの記事を理解してもらえればわかる話だが、、
少なくとも対策が行われていて多くの事故死者がいるのは否定しようのない事実である。

私は100人中1人でもガンになるというのは「大変なことだ」と考えているという感覚の問題かもしれません。

老衰が絡むとどうかとは思うが、老衰のこと抜きに100人に1人は確かに多いと思う。
ただ、「寿命までに」という話なら、確実に老衰が絡んでくる。

発電所周辺の海で基準値の3355倍の放射性ヨウ素が見つかった時に、保安院は「直ちに健康に影響はない」と記者会見で言っていました。
 ・ ・ ・ ・ ・ ・
2) 健康に影響がないということは原発の近くの海で子供を海水浴させてもいいのですか?

許可されている所で海水浴させていいという話だ。
それ以上でも以下でもない。

単なるスポークスマンで、保安の仕事をしていない保安院には、私だって説教したい。
しかし、この返しは明らかにイジワルだ。
風評加害でもある。

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